【社長ブログ】大阪堪能

前回は和歌山の話を書きましたが、今回は引き続き大阪についてです。

大阪万博については、「パビリオンの準備が遅れている」「チケットが売れない!」など、ネガティブな報道が目立っていました。でも、実際に行ってみると「思ったより盛り上がってるなぁ」というのが正直な感想でした。

やっぱり日本人はお祭りが好きなのでしょうか? 人気の理由ははっきりしませんが、国内での万博開催は、1970年の大阪万博以来。万博そのものとしては、2010年の上海万博以来となります。

あのときは、開通して間もない新幹線に乗って大阪へ行くのが、一般家庭の憧れだったように記憶しています。記憶はあいまいですが、私自身もあのときが新幹線初体験だったのではないかと思います。

どのパビリオンに行ったかというと、確かアフリカ館のような並んでいないところに入ったり、ソ連のパビリオンにも行ったような…。アメリカ館の「月の石」を見るには3〜4時間並ばなければならず、当然あきらめました。

どこに行ったかは曖昧でも、誰と行ったかははっきり覚えています。父、母、姉、祖母の5人。まさに一家総出の一大イベントでした。

今回の会場でも、親子連れが楽しそうに歩いているのを見ると、なんだか懐かしい気持ちになりました。

全体的な印象としては、事前予約が必要なパビリオンが多く、当日その場で並んで入るのは難しい感じでした。オーストラリア館は予約してあったので、時間通りにスムーズに入館。あとは、軽く(10~20分ほど)並んでカンボジア館アルジェリア館などを訪れました。

そのあとは「コモンズ」と呼ばれるスペースをメインに巡りました。ひとつの大きな建物の中に、いろいろな国が集まっていて、まさに“国際展示会”といった雰囲気です。

親子3人で2万歩ほど歩き、雰囲気を楽しんだね、ということでフィニッシュ。出口横のローソンに寄ったら、なんと通常価格。さすが日本! 「正直な商売してるなぁ」と、感心。

特別に何かを見て感動したというよりも、親子3人の思い出として、とても満足できるイベントでした。

漢詩を一首つくりました。

萬國博覽會

爸媽中暑綠陰求
孩子歡聲滿夢洲
想起少時來萬博
忽忽往事憶同遊

(訳)
万国博覧会
お父さん、お母さんは暑さにあたり、木陰を探す。
子どもの歓声が、万博会場の夢洲いっぱいに響いている。
その光景を見て、自分が子どもの頃に行った万博を思い出す。
あっという間に過ぎた昔のこと、一家で遊んだ記憶がよみがえる。

お気に入りのスポット

1泊2日の大阪滞在では、串揚げ食べ飲み放題にチャレンジして胸やけしたり(美味しかったけれど食べすぎました)、ポケモンセンター大阪を訪れたりと、個人的にやりたいことを満喫しました。

よく「東京と大阪、どちらが魅力的か」といった比較がされますが、茨城育ちの私のような田舎の人間から見ると、どちらも魅力あふれる都会です。

大阪に来るたびに、大阪城の周辺をジョギングするのが定番です。ジョギングという点では、江戸城に比べて少し走りにくいと感じるところもありますが(慣れの問題かもしれません)、大阪城は本当に美しいお城です。

私は古代史が好きなので、近くにある難波宮跡が特にお気に入りです。大化の改新の際、飛鳥から遷都された場所とされています。街の真ん中でこの遺跡を保存していることは、本当に大変だったと思います。

現地の説明書きには、大阪市立大学(当時)を退官した山根徳太郎博士が、発掘と保存に尽力されたとありました。無理に建物を作らず、広々とした空間を残しているのも良く、雑草が生い茂る風景にロマンを感じます。

和歌山・大阪の2泊3日、親子で存分に楽しみました。
さあ、また仕事を頑張るぞ!


日本酒文化を中国に広めている弊社のパートナー・華櫻貿易青島有限公司外口社長のブログはこちらからご覧ください!

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