【社長ブログ】伊豆稲取キンメマラソン

6月9日、伊豆稲取キンメマラソンに参加しました。

この時期以降はマラソンレースが少なくなるので、ランナーたちもコンデションを維持するために6月のハーフは出ておきたいところです。

久しく伊豆に行っていないので、奥さんを温泉で釣って、二人で稲取まで行きました。

今回で第7回大会だそうです。

サブタイトルに地獄への招待状とあるだけあって、すごいアップダウンでした。

考えてみれば伊豆は海が迫っており、断崖が多く、それが景勝をなして、観光の売りになっているわけですから、坂道だらけなのも納得です。

幾度くりかえされる上り坂、下り坂。

下を向いて、歯を食いしばり、ひたすら耐えて、歩かない。

意識は朦朧とする中で、なぜか石川さゆりの天城越えのメロディーが浮かんできました。

寝乱れて~ 隠れ宿~

九十九折り~ 上連の滝~

こんなハーフで苦しい思いをしたのは中国の九塞溝ハーフマラソン以来です。

でもあの時は一つの山を登り、下っただけ。今回は絶え間ないアップダウン。上りもつらいが、下りもつらい。膝ががくがくです。

平地だったのは最後の2キロくらいでした。

順位が1033名中323名でしたから、みなさんも苦しんだということですね。

苦しいレースでしたし、ハーフで2時間切れなかったのは初めてでしたが、それだからこそ忘れられないレースになりました。

温泉で疲れをいやし、夜の生ビールと現地特産のキンメダイ尽くしの料理の素晴らしかったこと。地獄から天国に。これも激しいアップダウンですね。

締めは漢詩で。

金目馬拉松

不停流汗雨淋如
上下山坡十里餘
知否艱難何故耐
但求賽後食鯛魚

金目マラソン

流れる汗は停まらず 雨を浴びたよう
山道のアップダウンは十里余り
なぜ ここまで頑張れるのか
レース後に鯛をいただくため

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