【社長ブログ】松山、走りました。
昨年、熊本マラソンを走ったあと、今度は奥さんが一度「道後温泉」に行きたいというので、愛媛マラソンに募集開始とともにエントリーしました。
このマラソンは「おもてなしが良い」と評判で、抽選制。無事に通過できました。
後から知り合いのランナーが落選したと聞き、あらためて走れる喜びを感じました。
1年も前からの計画だったので、奥さんが立地の良いビジネスホテルとLCCのジェットスターをしっかり押さえてくれました。
時間というものは確実に経過します。
年が明け、2月が近づき、あっという間に出発の日となりました。
航空運賃が安いだけあって、成田第3ターミナルからの出発。
松山まで片道6千円ほどなので文句は言えませんが、それにしてもチープ感がえらく漂っていました(笑)。
松山空港から市内へのアクセスは良好。
ホテルにチェックインし、美味しい居酒屋で舌鼓を打ってから、市電に乗って道後温泉へ向かいました。
どうもイメージが湧いていなかったのですが、要は銭湯なのですね。
本館、「飛鳥乃湯」、「椿の湯」と分かれており、それぞれ料金が異なります。
まずは本館1階の「神の湯」へ。
テレビでよく見る休憩室は上階にあり、「それは明日ゆっくり」とすることにしました。
——浴槽が深い。立って入る感覚です。でも自然と肩まで浸かれます。
多くの人が入れるようにという配慮だそうです。
癖のない泉質。温度もほどよく、心地よい。
「明日もまた入ろう」ということになりました。神の湯のみの入浴は700円也。
翌日は2階の休憩室付きコースへ。
前日に入った「神の湯」に加え、「霊(たま)の湯」にも入れる2,000円コース。皇室専用浴室「又新殿」や「坊っちゃんの間」も見学できます。
2時間はあっという間。
夏目漱石は松山赴任中、「田舎、田舎」とあまり生活は気に入らなかったようですが、温泉だけは褒めており、暇があれば通っていたとか。
のんびり温泉に浸かっていると、翌日のマラソンのことなどどうでもよくなってきます。
正岡子規も何かの本で「朝から温泉に入っているような人はだめだ」と書いていたのを思い出しました。






夜は松山鮓(ちらし寿司)の有名店でまた飲み、また食べる。
ますますレースの緊張感は薄れていきました。
翌日はやや曇り空。スタート時の気温は2〜3度。少し寒いくらいです。
コース設計がうまく、1万人を超える参加者の割には渋滞はあまり感じません。
7〜8キロ地点に前半の山場。大きなアップダウンが3回あります。
ランナーはだいたいこのあたりで体がほぐれ、走るのが楽しくなってきます。
ランナーズハイとまではいきませんが、ここは軽く歯を食いしばる程度で通過できました。
ただ、復路の35キロあたりでこの坂が待っていると思うと、気持ちは少し折れかけます。
今日は比較的快調。キロ5分前後のペースを刻みます。
30キロを過ぎてから怪しくなりましたが、「なんとか粘れる」と思いながら走っていました。
しかし、やはり35キロからの坂はきつく、ついに歩いてしまいました。
その後はごまかしながらも何とか走り切り、今年初レースは3時間43分台。
なかなか3時間30分台が出せません。




ゴール後、スポンサーのブースで記念写真を撮ってくれました。
後で見るとタイムが2時間43分台になっていました。
これは撮影してくれた人のおもてなしでしょうか(笑)。
エイドも充実。御饅頭やお菓子が並び、応援もすごい。
体育会系の松山地区の高校生が半ば強制(苦笑)動員されているのか、ものすごい気合いで声援を送ってくれます。
それが本当に楽しくて、元気をもらえました。
ゴール後もみかんやかつお節などが配られ、至れり尽くせり。
「また走りたい」と素直に思いました。
翌月曜日も休みを取り、松山城を見学。



締めくくりは、もちろん道後温泉。
参加賞でいただいた入浴券で椿の湯を堪能し、帰路につきました。
なべ焼きうどん、鯛めし(宇和島式と松山式の両方を堪能)、じゃこ天——
食も思い切り楽しみました。






帰りも成田空港という点だけは少々残念ですが、こんなに楽しい旅ができて、幸せいっぱいです。
正岡子規、夏目漱石にあやかり、俳句と漢詩(五言絶句)を。
ぼっちゃんも 四時間は切れまい 伊予の春
道後温泉
道後楽名泉
春風度露天
俗塵宜洗尽
人可做神仙
道後、名泉を楽しむ
春風、露天を度る
俗塵、よろしく洗い尽くすべし
人、神仙と為ること可なり
日本酒文化を中国に広めている弊社のパートナー・華櫻貿易青島有限公司外口社長のブログはこちらからご覧ください!


